
トレードサイン生成ツールAlchemy(アルケミー)と日経225先物取引
トレードサイン生成ツールAlchemy
トレードサイン生成ツールAlchemyは日経225先物取引専用のシグナルツールです。ちなみにAlchemy(アルケミー)とは、”錬金術”という意味の英単語(名詞)です。
『Alchemy』を開発した菅原弘二氏は、以前『FURAIBO 225』という日経225先物取引の裁量教材を販売しています。
この教材(FURAIBO 225)は現在も販売されていて購入可能です。
今回リリースされた『トレードサイン生成ツールAlchemy』は、『FURAIBO 225』の裁量ロジックをシステム化したものです。
日経225先物取引について解説する
株式投資経験者でも、日経225先物取引はやったことがないという人は多いのではないでしょうか。”先物”という少し難解なシステムに苦手意識を持っている人もいると思います。
『Alchemy(アルケミー)』や『FURAIBO 225』をレビューする前に、日経225先物取引について簡単に解説します。仕組みは複雑だができるだけ簡素に解説してみたいと思います。
日経225とは
日経225先物について語る前に、まず日経225について知る必要があります。日経225とは、いわゆる日経平均株価です。東証一部上場の代表的な企業225社の株価を平均化(修正平均)した株価指数のこと。
以下のニュース画像を見てください。日経平均株価の右横にNikkei225と記載がありますね。
出典:http://www.news24.jp/articles/2015/09/08/06308994.html
テレビのニュースで誰もが目にする日経平均株価こそ、日経225なのです。意外とこのことを知らない人も多いですね。日本の景気を語る際に、必ず持ち出される指標の1つが日経平均株価、つまり日経225です。
日経225を構成する銘柄とは
日経225は、その名の通り東証一部上場企業の225社の銘柄が組み込まれています。日本を代表するメジャーな企業ばかりです。たとえば…
- トヨタ、日産などのメーカー銘柄
- 三菱東京UFJ、みずほなどの銀行銘柄
- キリン、アサヒ、サッポロなどの食品銘柄
- 電通、東宝、ヤフーなどのサービス銘柄
- 三井造船、川崎重工などの造船銘柄
- 大成建、大林組、清水建、鹿島などの建設銘柄
誰もが聞いたことのある超有名企業ばかりが225社、選ばれています。(銘柄は定期的に見直し・入れ替えがおこなわれる。)
日経225先物の仕組みについて知ろう
まず日経225をベースにした金融商品には、2種類あることを解説します。
- 日経225先物
- 日経225オプション
どちらも耳にしたことがあるかもしれません。日経225オプションは、仕組みが複雑で文章だけで解説することに限界があります。また今回の記事で紹介している『Alchemy(アルケミー)』や『FURAIBO225』は日経225先物のための教本・ツールですので、オプション取引についての解説は割愛します。
では日経225先物の解説をしていきます。商品の仕組みよりも、大まかな概要だけをざっくり説明します。将来の日経平均価格を予測し「日経平均の指数」を売り買いしてその差額で儲けを得る金融商品、それが日経225先物です。
厳密に言えば、日経平均株価=日経225先物の価格、ではありません。日経225先物は「指数の価格」です。ただ日経平均株価と日経225先物の価格はほとんどリンクして動くので、日経平均株価=日経225先物の価格であると考えても大きな問題はないでしょう。
日経平均株価の1000倍の取引ができるので、株価が10円動けばその1000倍、つまり1万円の損益が発生します(1枚あたり)。日経平均が100円動けば、10万円の利益or損失になるということです。1枚につき10円の値動きで1万円動くと覚えておけば間違いないでしょう。
このダイナミックさが日経225先物の魅力の一つです。日経平均は1日で数百円動くことはザラにあるので、得られるリターンも大きいのが特徴です。その分リスクも大きいことを覚えておく必要があります。
日経225miniは、日経225先物の10分の1
日経225miniは、日経225先物の取引単位を10分の1にしたものです。つまり10円の値動きで1000円の損益が発生することになります。日経225miniに対して、日経225先物はラージと呼ばれます。
シンプルかつハイレバレッジで投機性の高い金融商品、それが日経225先物だ
将来の価格を予測して投資する、という点においては株式投資と似ているかもしれません。しかし日経225先物は、株式投資と大きく異る点が2つあります。
- レバレッジがかけられる
- 株価が上昇しても下落しても利益をあげられる
日経225先物の最大の特徴は、レバレッジです。100倍から1000倍のレバレッジで取引が可能です。もちろん株式投資でもレバレッジをかけることが可能(信用取引)ですが、現物取引が基本ですね。
日経平均の価格を予測してトレードしますが、上昇を予測しても下降を予測してもOK。「買い」「売り」どちらでも仕掛けることが可能です。
日経225先物は非常にシンプル(日経平均に連動)なので、その取組やすさから人気のある金融商品となっています。しかも最大で1000倍のレバレッジがかけられるため、ダイナミックです。得られる利益も大きいがリスクも大きいため、その本質は投資というよりも投機であるといえますね。
『FURAIBO 225』と『Alchemy(アルケミー)』について
『FURAIBO 225』は、日経225先物をトレードするための投資(裁量)マニュアルです。そして『Alchemy(アルケミー)』は、日経225先物に最適化されたシグナルツールです。
今後、機会があれば詳しく『FURAIBO 225』と『Alchemy(アルケミー)』について解説してみたいと思います。
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Alchemy(アルケミー) 著者:菅原弘二 販売:菅原弘二 発売日:2015/08/10 販売方法:DL販売 商品:ライセンス認証型プログラム |
『Alchemy(アルケミー)』のベースとなった裁量ロジック『FURAIBO 225』の公式サイト見たい人は、以下のリンクをクリックしてください。
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FURAIBO 225~もうこれ以上投資で負けたくないあなたへ~ 著者:菅原弘二 販売:菅原弘二 発売日:2014/09/29 販売方法:DL販売 メディア:PDF教材 |