「お金をドブに捨てるようなもの!」ヘッジファンドを痛烈に批判するバフェット

ヘッジファンドを痛烈に批判するバフェット氏の意図とは?

ヘッジファンドを痛烈に批判するバフェット氏の意図とは?

「お金をドブに捨てるようなもの!」

ウォーレン・バフェット氏がヘッジファンドを痛烈に批判しています。

バフェット氏といえば、2017年版の世界長者番付で第2位の超お金持ち投資家です(ちなみに1位はビル・ゲイツ)。彼の総資産は756億ドル。

そんなバフェット氏がヘッジファンドに悪態をついています。

バフェット氏のヘッジファンド批判「ドブに捨てるようなもの」

「オマハの賢人」との異名をとる、世界最大の米投資会社バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)のウォーレン・バフェット氏(86)は2月25日、同社株主に宛てた毎年恒例の書簡を公表し、「大したリターンも生み出さないのに、手数料だけはバカ高いヘッジファンド」に対する猛批判を展開して、注目された。

引用:ZUUonline

批判の対象となっている「ヘッジファンド」とは、複雑な手法であらゆる相場環境において(相場が上がっても下がっても)利益を生み出そうとする絶対収益を追求する運用方法のこと。お金持ちや機関投資家を顧客に持ち、動かすお金も莫大です。

そんなヘッジファンドを「過去10年間で、投資家たちは手数料が高く、リターンの低いヘッジファンドに対する手数料の支払いで、推定1000億ドルをどぶに捨てた」とバフェットは辛辣に批判したのです。

その一方でバフェット氏は、インデックス投資の優位性に対する以下のような見解を示しています。

市場平均と同程度の運用成績を目標とした投資スタイルであるパッシブ運用が、一般投資家には向いている

(中略)

バークシャー・ハサウェイの運用戦略も、そうした低コストで質素な「インデックス投資」に沿っており、「他の運用戦略よりも、はるかに良い選択肢だ」と述べた。

インデックスvsアクティブ

インデックス投資とアクティブ投資は常に比較される運命にあります。歴史を振り返れば、たしかに米国ではインデックス投資が安定した収益を生み出していることがわかります。

一方のアクティブ投資が、市場平均を上回り続けることの困難さも、明確に証明されていることも事実。バイ・アンド・ホールド(長期投資)が基本であるインデックス投資は、まさに経済成長に投資をしているようなもの。長期的に成長が期待されるのであれば、インデックス投資をおこなうメリットは十分にあります。

しかしながら現在の日本においては、経済そのものが停滞しています。少子高齢化がかつてないほどの勢いで進み、日本そのものが衰退の一途を辿っているなかで、日本株のインデックスに投資をするという行為は、泥舟に乗り込むようなものです。

実際にバブル崩壊以降、日経平均は一度たりとも当時の最高値(38,957円44銭/1989年12月29日の大納会)を更新していないのです。

インデックス投資の優位性を説くアナリストに騙されてはいけません。アメリカ経済と日本経済を混同してはいけないのです。

日本以外の先進国のインデックスに投資するか、日本国内でアクティブ投資するか

ではどうするか?

1つは、思い切って「世界」に投資することです。先進国(アメリカなど)を始めとする世界経済全体の株式に投資をすれば、経済成長の恩恵にあずかることができます。

以前紹介した「50%以上の確率で億万長者になる方法」もその一つ。

【誰でもできる】50%以上の確率で億万長者になる方法

そしてもう一つはリスクテイクして、日本国内でアクティブ投資をおこなうという選択です。運が良ければ短期間で億を目指すことも不可能ではありません。その一方であなたの資産を大きく毀損してしまうリスクも大きいのも確か。

少なくとも日本株のインデックス投資に未来はないのだから、日本株で勝負するならばアクティブ投資をおこなう他に道はありません。身も蓋もない話ですが、これが現実です。

 よく読まれている記事

「勝つ投資 負けない投資(著:片山晃)」
「勝つ投資 負けない投資」低評価レビューに対する個人情報開示請求の”是非”

現在も荒れ放題の「勝つ投資負けない投資」Amazonレビュー欄 片山晃氏執筆の「勝つ投資 負けない投資」のAmazonレビュー欄が未だに荒れていますね。 「勝つ投資 負けない投資」…

会社四季報の読み方
『会社四季報』完読の達人が教える「お宝銘柄はこう探せ!」

”四季報完読”の達人が教える”お宝銘柄はこう探せ!” 今回も週刊東洋経済の特集記事をレビューします。 週刊東洋経済(Amazon) 四季リサーチ代表取締役渡部清二氏による会社四季報…

なぜ人は「金の投資詐欺」に簡単にダマされるのか?
なぜ人は「金の投資詐欺」に簡単にダマされるのか?

金の投資詐欺で被害総額6億円超 NHKニュースで金の投資詐欺事件が報じられています。260名から総額6億円以上をだまし取っていた詐欺事件。 金の投資話で詐欺容疑6人逮捕 金の延べ板…

株式投資は素人には難しいのか?
「投資は素人には難しい?そんなことはないよ」by ウォーレン・バフェット

一億総老後崩壊社会の到来を目前にして… 日経平均の乱高下が連日ニュースを賑わせています。ネットでは一瞬で大金を失った人や短時間で数十億円の大金を稼いだ人の話でもちきりですね。 これ…

億り人11人の手法を知りたいならいますぐ本屋へ
「億り人11人」の手法を知りたいならいますぐ本屋(Amazon)へ

11名もの億り人が登場 のダイヤモンド・ザイ8月号の特集が興味深いです。タイトルは「株で1億円を作る!10倍株の見つけ方&注目の大化け期待株」。億り人11人にインタビューし、彼らの…

「投資」と「ギャンブル」の違い
株にギャンブル要素があるからこそ誰でも「億り人」になれるチャンスがある

投資も投機もギャンブルもみんないっしょ? 「僕は愛を証明しようと思う」や恋愛工学でおなじみの藤沢数希氏が、「金融日記」の過去記事で面白いことを述べています。 「投資」と「投機」の違…

投資で儲けたいなら”勉強”するな
投資で儲けたいなら”勉強”するな

投資で儲けたいなら”勉強”するな 漫画『インベスターZ』の作者である三田紀房さんが面白いことを語っています。インベスターZとはモーニングで連載中の投資漫画です。 漫画『インベスター…

安倍総理の答弁で現実味を帯びる「年金減額」
安倍総理の答弁で現実味を帯びる「年金減額」

年金支給額が賃金に応じて変動することになる 若者の年金が減額される可能性は、耳にタコができるほど聞かされていますね。とはいえ、それでも払った分はもらえるはずと信じている人は少なくな…

松居一代さんの投資手法が気になる
松居一代さんの投資手法が気になる

投資歴は30年以上 メディアを賑わせている松居一代さん。 彼女が株で億を稼いでいることを知っている人も多いはず。トランプ相場に乗ったとか、アベノミクスの恩恵にあずかったなどメディア…

分散投資で1億円達成した一児の母(46歳)
分散投資で1億円達成した一児の母(46歳)

分散投資で「億り人」へ NIKKEI STYLEに分散投資で1億円を達成した46歳の主婦がピックアップされていました。「日経ヴェリタス」のコラム”七転び八起き”にて掲載されている記…

配偶者控除が廃止された日本で起こること
配偶者控除が廃止された日本で起こること

103万円の壁は撤廃されるのか? 配偶者控除廃止に関する議論が日に日に高まっていますね。配偶者控除とは、扶養されている妻が無収入であったりパートで働いている状況で、妻の年収が103…

10月4日は投資の日だって知ってた?
10月4日は投資の日だって知ってた?

10月4日は投資(10+4)の日だって知ってた? 先日、10月4日は投資の日(語呂合わせ)だとして、日本証券業協会が投資キャンペーンをおこないました。以下は東京MXTVのニュースで…